親子でキッチンに立って一緒にお料理、憧れますよね。

しかし、包丁や熱いものなど危険なものの多いキッチンに子どもが入ることはリスクを伴います。

一緒にキッチンに立つには広さや高さの条件、安全面での条件をクリアしていると安心です。

ペニンシュラ型キッチンは親子に最適!

小さい子どもとお料理を一緒にする際 “簡単な作業は一緒に、火を使うなど危ない作業はママやパパだけでやる” というのが安心ですね。

写真の様なペニンシュラ型キッチンは親子の暮らしに最適だと考えています。ペニンシュラとは、英語で「半島」の意味。片側が壁にくっついていてキッチン部分が半島のように突き出ているキッチンのことです。

なぜペニンシュラ型が親子に最適かというと、1つは子どもがリビングで遊んでいるのを見守りながらお料理することができるからです。

またそれだけでなく、入口が一ヵ所なので、危険な作業のときには、「ちょっと待っていてね」をコントロールしやすいのです。「ここから先は危ないから入らないでね」の線引きは、子どもにとってわかりやすい様です。

また、待っている間、ママやパパが何をしているのかわからないと子どもは「見せてー!」となりますが、オープンなペニンシュラ型キッチンは、ダイニング側からコンロの前で調理している姿を見ることができます。

キッチンと繋がるダイニング

お料理するのはキッチンという固定観念を捨ててみましょう。

材料をダイニングテーブルに並べてお料理をする “お料理教室スタイル” であれば、家族みんなでお料理を楽しむことができます。餃子をつつむ作業やピザ作り、クッキーの型抜きなど子どもが大好きな作業はみんなでするのがおすすめ!!

ただ、このスタイルのデメリットは片付けやお掃除範囲が広くなってしまうことです。子どもとお料理するとただでさえ広範囲が汚れるので、できるだけコンパクトな範囲で済ませたいところ。

そこで、写真の様な、キッチンとダイニングがひとつながりの間取りであれば、準備や片付けもラクラク。日常生活でも、配膳や片付けに便利な動線になるのでおすすめです!

キッチンの通路の幅は120cm

キッチンに2人以上で立つ場合、すれ違いや、別の動作の際に、少しあたっただけで熱いもので火傷をしたり、刃物でけがをしたりする恐れがあり危険です。

人一人が余裕を持って通れる幅は60cm。たとえそれが子どもであっても、キッチンでは物を持って通る場合が多いので、60cm×2人分。120cmあれば安心です。

子ども用の踏み台は収納のことも考えて

子どもとお料理するときに必ず必要になってくるのが踏み台です。

しかし、常に出しっぱなしは、知らない間に子どもが登っていたり、お料理中に大人が台につまずいたりと大変危険です。

たまにしか使わないものは収納場所に困る場合も。折りたためるものにすることや、あらかじめ収納場所を決めていると安心です。

キッチン背面収納の下部やシンクの下をオープンにして踏み台やゴミ箱を収納できるスペースを設けるなどの工夫が必要です。

キッチンの間取りや動線を工夫しながら、安全に親子でお料理を楽しみましょう!

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